五臓六腑にピアス (gozouroppu ni pierce) (Piercing the Viscera)

SLAVE. V-V-R

Compositor: SLAVE.V-V-R

だれかがかじるかじつがおちた
えぐれたりんご
わたしたちはとがびとですか

ゆるしてください

ここはあまざらしのユートピア
ふたりでちかうほどばつにぬれた
ずぶぬれのなかで
それでもいきていた

きっとふたりだけのシャングリラ
なにがつみなのかもわからないまま
ふりそそぐあめをしのげるかさもない
だけどせいいきだった

はりでとめないんだ
このこいをおとさないように
だれにもみえないばしょ
そうだ
からだのなかがいい
だれにもふれられない
ふたりのなかにだけあればいい

だれかのきょうみのゆびさきでとられないように
ごぞうろっぷにふたりでえらぶかわいいぴあす

あなたとみつけたのユートピア
わたしとあなたしかはいれないきんく
ばつにぬれてもこわくなどなかった

だれにもこわさせないシャングリラ
わたしたちのこいでよごれきっている
うつくしくなんかない
だけどかまわないよ

このままがすき
ここをシャングリラとよぼうね

ごぞうろっぷで
からだぜんぶで
こいをしていた

それはあまざらしのユートピア
ふたりでちかうたびばつはふった
ここしかないから
ずぶぬれでよかった

きっとふたりだけのシャングリラ
なまえもないつみはこいをうたがった
ふりそそぐあめはこいをぬらしていた
それでもいきていた

あなたとみつけたユートピア
ふたりのせいめいでよごすシャングリラ
まちがいだらけのばつ
だけどあなたがいた
だからまよわなかった
こわくなかった

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